2008年 01月 24日
名古屋市天白区

 かつて、朝のテレビ番組で、ウイッキーさんが「きょうは~ウォードに来ています」と、よく言っていたのを思い出す。

[千代田区 Chiyoda Ward]

 東京都も“23 wards”と英訳していて、主要な英字紙などでも、道路標識でも、概ね同じように訳されているようだ。

 それなのに、当の東京23特別区は、いずれも英語では“~City”と、名乗っていたりする。

 自治体であるという自負からなのか、あの“中央区”を始め、千代田区が「city.chiyoda.tokyo.jpcity.chiyoda.lg.jp」であるなど、すべての区が、同じ要領で、ドメイン名を取得してもいる。

 中野区の、とばっちりを受けてしまった長野県中野市は、アドレスが長くなる「city.nagano-nakano.lg.jp」だし、群馬県太田市も、大田区のせいで、短く登録できていない。

[OTA-Ku]

 さすがに大田区には、東京「Tōkyō」都「Ōta」区だから、現在「OTA」しか見当たらないのに対し、太田市国際交流協会の題字画像が「Ohta」という風に“OH長音表記”だったりする。

 では、それ自体が地方公共団体ではない、政令指定都市の区は、どうなのかというと、川崎市だけでも、多摩区が東京の多摩地域と混同しそうな英語名AREA.TAMA」であったり、宮前区が複数形で「Miyamae Wards」であったりと、心もとない。(嗤)

 高津区は、WWWアドレスの中では「/takatu/」ではあるけれど、ページ内では「Takatsu」であったりして、静岡市清水区/simizu/」や、京都市の西京区/nisikyo/」などと、似ていたりなんかする。

 そして、今回注目の名古屋市天白区も、英文の中など各WWWページ内や広報紙に、ヘボン式で「Tempaku Ward」や「TEMPAKU-KU」と明記されている。(悦)

[天白区 Tenpaku Ward]

 しかも、意外にも、天白保育園名城大学県立天白高校、それに天白ゴルフセンターなどにまで、それが行き渡っていたりする。

 市営地下鉄の駅名が、桜本町hommachi」や伝馬町Temma」であることと、関連してでもいるのかな

 茨木市の外れにある、大阪モノレール万博記念公園駅”は、ホームの駅名標が「Banpaku」らしいけど、愛・地球博の期間中“万博会場”と“万博八草”の両駅は、茨城県にある“万博記念公園駅”と同じ「Bampaku」であったりもしていたようだし

[Tempaku-ku,NAGOYA]

 前回の“山北町”、あの“南幌町”や“安八町”とは違う、大都市の面目躍如たる、つづりっぷりではあるけれども、天白社会福祉協議会のドメイン名や、市立天白中学校などには届かず、それらは、路上の案内標識と同じ「TENPAKU」だったりしている。

 街区表示板を検索したところ、はっきりした写真が見つからないのだが、あの“箕面市”から連想すれば、旧“金峰町”同様、総務省の統計表で変わらない、区名「Tempaku-ku」と同じであっても、不思議ではない。

 調べついでに、アサヒ・コムが先日の事故を報じた記事の中に、気になる「Yahata-Nishi Ward, Kita-Kyushu」を見つけたので、この場にも、ちょくちょく登場する“北九州市”を訪ねてみたら、区役所名が「Yahatanishi」であるのはもちろんのこと、各町名のローマ字表記まで、定まっていた。

 遺憾ながら、本町「Honmachi」や千防「Senbo」なものだから、この点は金比羅町「Konpiracho」だし、あと“紺屋町”が「Kon-yamachi」だったりもしている。(哭)

 一方、前出の千代田区は、神田“神保町”が、せっかく「Jimbocho」、そして“紺屋町”が「Kon'yacho」なのに、三番町「Sanbancho」および四番町「Yonbancho」である、と公表していたりする。

 もし“日本橋区”が残っていたら、きっと「NIHOMBASHI-Ku」だったろうから、たぶん「YOMBAN」などと書かれる確率が上がり、それに「Nihombashi City」でもあろうから、釣られでもして、あの“群馬県”が、旅券の記載と異ならない「GUMMA」だった、そんなものなのかもしれない。

 ちなみに、あの“ロシア大使館”は「Гумма」と記している。


[名古屋市天白区役所の周辺地図]

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by sampu4 | 2008-01-24 07:53 | 地名のローマ字表記

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