人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2006年 06月 24日
宗谷支庁

 先日、'73年の巨人阪神戦が、テレビ放送されていたので、選手たちの背中に目をやると、ジャイアンツは背番号だけ、タイガースのほうには、すでに、ローマ字名が、入っていて、1番「OKURA」、3番「GOTO」、9番「ANDO」、15番「GONDO」と、それに、24番「TOI」と、つづられていたから、驚いた。

 その数日後に、それから数年後の試合を視たら、巨人軍にも、選手名が、記されるようになっていて、王選手が「OH」、そして、それに伴ったのか、河埜選手が「KOHNO」であったけれど、対戦相手の遠井選手は「TOHI」などではなく、変わっていなかった。

 “野球カフェ”で見つけた、阪神ファンによれば、さらに、十年が過ぎても、伊藤投手「ITO」や、工藤選手「KUDO」が、いたようだし、阪急の加藤選手は、やはりKATŌ」だったようだ。

 当時は、まだ、子供だったので、それほど、興味もなく、今ほど、情報を得る術が、なかったこともあり、全然、知らなかった。

 現役の安藤投手は「ANDOH」、遠山コーチは「TOHYAMA」だけど、同球団における、変わり目は、いつ頃だったのだろうか。

 '60年までは、胸に、その後、ネームを入れるようになってからも、'75年までは、袖にOSAKA」と、表記していたこととの、釣り合いが、巨人に影響もされ、保てなくなっていったのだろう。

[宗谷 SÔYA]

 他の球団については、わからないが、ジャイアンツから、ちょうど四半世紀がたったころに、旅券法の規則まで、変えてしまった、OH長音表記には、改めて、恐れ入るしかなく、このところ、一軍の試合に出ている、スワローズの大原選手は、今年から、ジャージが変わっても、変わりなく、違和感のある「OHHARA」のままである。

 そうかというと、バファローズの大島コーチは、選手時代の途中から「OHSHIMA」だったのを「OSHIMA」に、改名している。

 彼は、'676月の、惜しくも17日生まれで、167cm67kgなのに、背番号が76なのは、67番の選手に、遠慮したのか、と気にしつつ、たぶん、名前を「KOHICHI」と、書くことに、無理を感じ、それなら、ということだったのかな、と推し測れてしまう。

 おやおや、2cm伸長した、後ろめたさでも、あるのかな。(嗤)

 ところで、オシマと言えば、北海道渡島支庁が、思い浮かび、サイト訪問してみると、道庁ごと移転し、内容も一新されていたので、おずおず、各支庁へのリンク地図の“宗谷”の部分に、ポインタを合わせたら、アドレスが「gyosei/shicho/#souya」だ。

 ドメイン名が「souya.pref.hokkaio.jp」でありながら、ホームページに、画像で「SOYA」と、表示させていた、時期もあったようだし、eメールアドレスも「soya.chisei1@」だったから、ヘボン式つづりへの変更を一瞬、期待したのだが、そのままだった。

 東京metro.tokyo.jp」や神戸city.kobe.jp」など、都道府県や政令指定都市では、あり得ない表記が、北海道は「HOKKAIDO」なのに、自治体ではないせいか、こういうことが、起こり得る。

 前回の「happou」の広報の表紙には「HAPPO」と書いてあるし、かつて調べた防府日報”は、ドメイン名も「Hofu Nippou」という会社名で、登録してるのに似て、各WWWページに、新たに、記載されるようになった、宗谷支庁の英語名は「HOKKAIDO GOVERNMENT SOUYA SUBPREFECTURAL OFFICE」である。

 稚内市立宗谷中学校は、アドレスが「/souyajhs/」だった時から、校名を「Wakkanai-Soya」としていたが、現在の「.soyachu.」に、移転してからも、eメールは、以前からの「souyachu@」だ。

 「dokyoi.pref.hokkaido.jp/hk-souky/sohya」が、北海道教育庁宗谷教育局前サイト・アドレスに、含まれていて、同局の英語名は「Souya District Office Of Education」でありながら、メールは今も「soyakyo.shukan1@」だから、支庁と、通じるものがある。

 また、宗谷管内商工会青年部連合会は「Soya」で、北海道商工会連合会宗谷支所のeメールは「souyas9@」となっている。

 ちなみに、初代南極観測船“宗谷”は、船体に「SÔYA」と、塗装していたから、SOSSave Our Soya!」ということになる。


[宗谷支庁の周辺地図]

by sampu4 | 2006-06-24 12:46 | 地名のローマ字表記

<< 青梅市と旧・青海町(前編)      八峰町 >>