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2007年 12月 24日
安八町

 総務省統計局の事業所・企業統計調査を調べてみると、あの“南幌町”が「Namporo-cho」のまま、変えられていない。

 では、岐阜県安八町は?と確かめてみると、こちらも、平成11年から昨年分まで、郡名とも、ずっと「Ampachi」のままだ。

 でも、やはり「Nanporo-cho」だった国勢調査や、住宅・土地統計調査では「Anpachi」だったりしている。

 さらに、どうしたのか「Namporo」だった時の統計表でも“M”ではなく“N”だったりしているではないか。(哭)

 それでも、その年の報告書には「Ampachi-gun」や「Ampachi-cho」とも、書かれてはいるみたい。(嗤)

[AMPACHI-Cho]

 そういうことだから、同町自身も、ホームページの最上部に「ANPACHI Town」と表示させているし、名神高速や一般国道などの標識にも、英語名が同様に、つづられているようだ。

 町商工会も同じなのに、安八郡医師会はというと、漢字かな変換する際のローマ字入力に釣られたのか「Annpachi」だったりしているから、そういう社会になってしまったのだと、あきらめるしかなかろう。(哭)

 もしかしないのだろうが、ダブルユー“UUW”だもんで、よもやの“nnm”ということならば、褒めてあげたい。(嗤)

 あれあれ、町を紹介する英語のページなどには、あの“日進市”みたいに、2つの表記が混在しているけど、もはや驚けない


[安八町役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2007-12-24 06:39 | 地名のローマ字表記
2007年 12月 10日
南九州市

 先日、ヤマダ電機のLABI新橋デジタル館が開業した。

 同館のローマ字名は、鉄道の駅名と同じ「SHIMBASHI」なのだけれど、それを報じた“新橋経済新聞”は「SHINBASHI KEIZAI SHIMBUN」だったりしている。(哭)

 しかしながら、やはりなんば経済新聞”は「NAMBA」であり、LABI1なんば店などと違わない、つづり方だったりもする。

 話題の「Senba Kitcho」が、もし“難波吉兆”だったら、はねる音が“m”になっていたのかもしれない。

 これまた先日、株式会社化を検討中と報道された、第一生命は、ハイフン付きの「Dai-ichi」だったりして、そういえばと思い、旧第一勧銀を調べてみたら、やや異なり「Dai-Ichi」だったりした。

 たとえ「daiichi」としていても、よほどの人でなければ“ダイーチ”とは読みそうにもないのだが、あるいは“1番”を強調したいのか、区切りたい気持ちが、そうさせてしまうのだろうか、必要以上に間を置かせているんじゃないのか的な“ダイイチ”が、他にも多く見つかる。

 では逆に“イー”は、どう書けばいいのだろうか。

 前回のエントリで取り上げた“ティーダ”の場合は、長音記号“ー”をそのままに“Ī”としたけど、例えば“小県郡”なら「CHIISAGATA」といった具合に、フリガナが記号ではなくて“イイ”であれば、重ねて“ii”と転写するのがヘボン式だ、と私なりに理解している。

 よって、発音の異なる「KAMIINA」郡などとの差異は、認められない。

 現存する市町村名でも、わずかに“飯・椎・新”の3文字しか見当たらないくらいだから、平仮名で“みずうみ”だったら“ミズーミ”ではないと判断できるように、あえて区別しないことにしたのかもしれない。

 いやいや、ちょうど4年生になる甥に借りて、国語の教科書に目を通したところ、それだけではなさそうだ。(悦)

のばす音の表し方に注意しよう
のばす音は,「â î(ii) û ê ô」のように書きます。
otôsan okâsan onêsan otôto

 彼も疑問を抱いていたようだが、めったにない“â(ああ)”と“ê(ええ)”を含む、他の4母音が、一通りであるのに対して、訓令式では、なぜか“î”についてのみ“ii”が、許容されていたりする。

 あやふやだから、児童の混乱を避けたのか、同じ音“otô”は2つも挙げてあるのに、用例として「onîsan」が登場できていない。

 そうなると、ヘボン式の「hiiojiisan」と大幅に異なってしまう、とてもじゃないが「hîoziisan」や「hîosan」などには、出てくる余地すらない、ということなのだろうか。(嗤)

 続いて、ロシア文字での表記に注目してみた。

 在日ロシア連邦大使館では“北海道”を「ХОККАЙДО」、また“埼玉県”を「Сайтама」と、つづっている。

 そして“大分県”は「Оита」だけど、おそらく“老いた”県ならば「ойта」なのだろう、くらいのことは想像できる。

 ところが“新潟”が、連想に反して「НИИГАТА」だったりする。

 たぶん“Аити”は、単なる「Айти」の誤びゅうだろうけど、この“ニーガタ”に、ローマ字における“iiでいい”や“iiでもいい”に通ずる気持ちが、私には感じられるのだが、どうだろう。

 もし“B型”のような平板アクセントではなく、福岡県“飯塚”市の“いいっすか”に似ている、地元での音調のように、頭高ならば「НИЙГАТА」と、決められていたのだろうか。

 それとも、福岡市にある地名“香椎”が、人名“キャシー”と同じアクセントで、かつ語尾が引き音であっても、決して「Касий」とはしない、そういうものなのだろうか

 ちなみに、国連の“潘基文”事務総長は、変わらず「Ban Ki-moon」でありながらも、普通に“パン・ギ・ムン”と読めそうな「Пан Ги Мун」であったりもしている。(嗤)

 それともう一点、上記の用例では「osyûtosan」や「kozyûtome」なども、採用を免れている。

 そんな中、あの“南九州市”が、誕生してしまった。

 あの“東大阪”みたいな「MinamiKyushu」ではなく、北九州市にならい、WWWサイトの題字画像にある英語名は「Minamikyushu」なのを気にせず、各ページの最下部では「Minamikyushuu」だったりする。

[MINAMIKYUSHU-Shi]

 う〜ん、どうやら“キュー”が「KYU」でも、その直後に来る“シュー”の方は「SHUU」にしてしまう心理が、存在するらしい。

 万が一の打ち損じかもしれないし、ど〜でしょ〜、訓令式だったなら「SYUU」は、思いとどまれたのかもしれない。


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by sampu4 | 2007-12-10 18:51 | 地名のローマ字表記