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2006年 07月 24日
東大阪市

 ひと月くらい前、ヘラルド朝日毎日デイリー・ニューズデイリー・ヨミウリの各WWWサイトで、ある事件について、読み比べていたら、3紙に共通する「Higashi-Osaka」という都市名が、目に入ってきて、あれあれ、おやおや、という感覚が、甦ってきた。

 いずれの記事中でも、東大阪大学higashiosaka.ac.jp」は、同校による表記に、従ったのだろう「Higashiosaka College」なのに、その大学が所在する自治体名には、ハイフンが差し込まれている。

 そして、なぜか、毎日デイリーだけ、その続報からは、ハイフンを空白に置き換えて「Higashi Osaka」と、記している。

 当の大阪府東大阪市はというと、公式WWWサイト各ページの最下部に、英語名を「Higashiosaka City」と表示していて、だから、ドメイン名は「city.higashiosaka.osaka.jpcity.higashiosaka.lg.jp」で登録しているのだけれど、やはり“東”と“大阪”を区切りたい気持ちが、ホームページの最上部に、画像による「HigashiOsaka」という形で、表れてしまっているから、難儀なものだ。

 さかのぼって調べてみると、数年前には「HigashiOsaka」の間に、かすかな空白の入った、画像を使っていたようだ。

 1年前の“山陽小野田市”と“日本ハム”を思い出した。

[東大阪市 Higashiosaka City]

 写真検索すると、道路の“案内標識”は、区切らない「Higashiosaka」だ、と確認できた。

 “国勢調査”の資料などは「Higashiosaka-shi」で、統一されているようなのだが、国による他の調査では、案の定「Higashi-osaka-shi」が、見つかったりする。

[HIGASHIOSAKA-Shi]

 北どなりに、昭和の大合併で、すでに、大東市が誕生していて、たぶん“大阪の東側”という意味なのだろうけど、それに遅れて、それと同義と思われる、名付けをしてしまったために、南九州に対する、あの“北部九州”という言葉を強いることになった、北九州市のように、北大阪に対して“東部大阪”とせざるを得なくした、この市の場合は、名字で、例えば“東榎田”を「Higashi-Enokida」とはしないように、切り離さずに「HIGASHSAKA-Shi」が、ふさわしかろう。

 大阪府大阪市とは別個な、地方公共団体なのだから。

 商工会議所は「The Higashiosaka ~」、青年会議所は「Higashi Osaka ~」、市消防局も「HIGASHI OSAKA ~」、そして、市民ふれあい祭りは「Higashi-Osaka ~」であるなど、一定していない。

 ちなみに、Googleマップでは「Higashsaka」で、Windows Live Localの地図では「Higashi-ōsaka」なのに「Kitakyūshū」であったりするのかと思えば、よもやの「San-yō-onoda」だから、驚く。

 前回の“平塚市”式なら「SAN-YŌ-ONODA-SHI」か。(嗤)


[東大阪市役所の周辺地図]

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by sampu4 | 2006-07-24 18:05 | 地名のローマ字表記
2006年 07月 14日
平塚市

 今月初め、アサヒ・コムの英語ページに、オオガハスの写真があったので、その説明文を読むと、つづりが「Ohga」だった。

 撮影場所の千葉市は、同市の花を「Oga」と、紹介している。

 探してみると、ソニーの“大賀”元社長が、自らを「OHGA」と名乗っている、と思われることが、軽井沢大賀ホールの英語名からも、わかるのだけれど、彼にでも、影響されたのかな。

 新聞記事にも、OH長音表記が、浸透していくのだろうか

 そう言えば、セクハラで訴えられた、北米トヨタの“大高”前社長は、どうだろう、あっ「Otaka」だ、などと検索しているうちに、七夕まつりの記事が、目に入ってきたので、行ってみた。

 横浜で、夏を5回も過ごしたのに、出無精なこともあり、足を向ける気にすらならなかった、神奈川県平塚市に、趣味がら、適当なブラインドタッチ“[www.city.hiratsuka.kanagawa.jp]→[return]”で、訪れてみたら、感心することになったりしてしまった。

[平塚市へのリンク画像]

 大見出しの自治体名(画像)に、ローマ字名が「HIRATSUKA-SHI」と、併記されているところが、すばらしい。(悦)

 しかも、Englishページが、あるにもかかわらず、ない自治体でさえ「~ CITY」などと、表記することが多いのに、そうしてはいないところが、いかにも、心憎い。

 もちろん、著作権に関しては「Copyright(C) 1996-2006 Hiratsuka City.All rights reserved.」という形で、表示されている。

 とは言え、同じ担当者であっても、もし“南陽市”だったら、符号を用い「NAN'YŌ-SHI」と、記していたかどうか、疑わしい。

 以前のエントリで、述べたように、日本語のホームページにはローマ字名、そして、英文の中では英語名、というふうに使い分けて、例えば“大塚町”だと「ŌTSUKA-Chō / Otsuka Town」とすることで、つづり方を安定させる、効果が期待できるはずだ。

 今回も、念のため、いつも通り、商工会議所を確かめてみると、英称は「HIRATSUKA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY」なのだけれども、eメールが「hiratuka@hiratuka-cci.or.jp」である。

[MOROTSUKA-Son]

 WWWサイトのアドレス内での会名が、8文字まで「/hiratuka/」に、制限されているのだろう、うっかり、それに、引きずられてしまった、に違いない。

 同会青年部hiratsuka-yeg.jp」は、吹っ切っているけど

 他には、平塚法人会hiratuka-hojinkai.or.jp」に、正式には「Hiratuka Hojinkai」と思われるのだが、それなのに「Hiratsuka-Houjinkai」との記述が、見つかってしまったりする。(嗤)

 あわてて、宮崎県諸塚村を調べると、アドレスが「/morotuka/」だった時から、英語ページには「Morotsuka」と記載していたようで、さすがに「MOROTSUKA-Son」こそ、見当たらないものの、取得している2つ「vill.morotsuka.miyazaki.jpvill.morotsuka.lg.jp」のドメイン情報にある、村名をはじめ、商工会ともども、ヘボン式表記の「Morotsuka Village」だから、落ち着いているようだ。


[平塚市役所の周辺地図] [諸塚村役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2006-07-14 06:34 | 地名のローマ字表記
2006年 07月 04日
青梅市と旧・青海町(後編)
[青海町 Omi Town]

 ハローワーク青梅「oume.hello-work.jp」や、青梅情報ネットワークoume.net/oume」などは、致し方がないとしても、同市における、一大行事であるところの“青梅マラソン”に限って、プロ野球選手のような「OHME」であって、いいものだろうか。

[OMI-Machi]

 OH長音表記ジャイアンツスポーツ報知、たどると、主催者が、報知新聞社であるところに、原因があるのかもしれない。

 自社名を「THE HOCHI SHIMBUN」、画像で「Web Hōchi」としておきながら、以前の大会名“青梅報知マラソン”を「OHME HOCHI MARATHON」と決定したらしい、気持ちが理解しがたいのだが、それが今でも、受け継がれているようだ。

[広報おうめ Ôme→Ome]

 あれあれ、大多摩観光施設協会ohtama.jp」を訪ねると、1つの地図の中に「Ome」と「OUME」が、隣り合っているのは、もちろんのこと(嗤)、大丹波川「OUTABAGAWA」や、大岳「Outake」山と、つづられる場合もあるようだから、それよりは、ましなのだろう、と言えなくもないのだろうか。(哭)

 市が発行している“広報おうめ”の題号に含まれている、ローマ字表記から、長音符号“^”が、取り除かれて、英語表記に変わったのは、どのような心理によるものだろうか。

 一方の“オーミ”を調べると、青海町商工会が「Oumi-Town」と、名乗ってはいても、eメールが「omisho@」だったりするし、町立当時は、青海小学校oumi-e」と青海中学校oumi-j」だったアドレスが、市立になると、それぞれ「omi-es」と「omi-jhs」に、変更されていて、小学校が「OUMI ELEMENTARY SCHOOL」と記したまま、であったりすることが、確認できたりする。

[青海丸 ōMI MARU]

 写真検索したら、JR北陸本線の駅名標が「Ōmi」であり、市町村標識には「Omi Town」と、表記されていたことが、判明した。

 山口県の北浦に浮かぶ“青海島”は、たぶん“オオミジマ”なのだろうけど、青海島観光ホテルが「OMISHIMA KANKO」や「OUMIJIMA KANKOU」としているなど、確信できないところなのだが、同県立水産高校の実習船“青海丸”は、長音符号“¯”を用いて、とにもかくにも「ōMI MARU」である。


[青梅市役所の周辺地図] [旧・青海町役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2006-07-04 18:04 | 地名のローマ字表記
2006年 07月 04日
青梅市と旧・青海町(前編)

 青梅市社会福祉協議会omeshakyo.jp」と、青梅市立総合病院、それに、青梅市観光協会omekanko.gr.jp」が、そろって「OME」なのは、東京都青梅市city.ome.tokyo.jpcity.ome.lg.jp」自身が、市名のローマ字表記を「Ôme」、そして、英語表記を「Ome」と定めているかららしく、同市教育委員会ome-tky.ed.jp」も、保育園事務協会ome-hk.jp」も、そのとおりに、つづっているようだ。

[青梅市 Ome City]

 人によっては、その字面から“オ・ウメ”と、捉えるのだろうけど、実際に、テレビを通して聴いた、山梨に住む老婆のように、大方の発音は“オー”だろうから、妥当なところだと思う。

 “青”の付く、地名を探すと、あの千葉県東庄町に“青馬(オオマ)”、神戸市東灘区に“青木(オウギ)”、他にも、山口県岩国市には“青木(オオギ)町”など、同じ“オー”が見つかり、昨年3月に消滅した、新潟県青海町town.omi.niigata.jp」は、英語名を“オーミ”だから「OMI TOWN」としていたことも、わかる。

[OME-Shi]

 “梅”は、京都府亀岡市“本梅(ホン)町”、愛知県稲沢市“梅須賀(スカ)町”、そして、福島県棚倉町“大梅(オオ)”などがあり、辞書を引くと、元々の字音“メ”→“ムメ”→“ウメ”らしいから“青(オー)梅()”で、よさそうだ。

[JR青梅線の駅名標「青梅 Ōme」]

 だから、青梅商工会議所ome.or.jp」、青梅青年会議所omejc.or.jp」、青梅法人会ome-hojinkai.or.jp」、青梅総合高等学校明星大学青梅キャンパス、青梅信用金庫、青梅警察署、青梅鉄道公園、それに、青梅市テニス協会青梅FCome-fc.com」と、そのサポーターズomefc-osc.net」、青梅ゴルフ倶楽部omegc.co.jp」などにまで、行き渡りすぎている。(嗤)

[JR青梅線の駅名標「東青梅 HIGASIOHME」]

 国勢調査などの統計表には「Ome-shi」と記載されているし、過去に存在した、青梅電子郵便局は「OME DIGITAL POST OFFICE」だったようだし、道路の案内標識にも、同じ名前が表示されているし、国鉄時代に「OHME」で、作成されたと思われる、駅名標は、新装を機会として「Ōme」に、改められているようだ。

[阪神電車の駅名標「おおぎ OHGI→ŌGI?」]

 市外にある、西武多摩湖線・青梅街道駅は「Ōme-kaidō」で、おやおや、大震災の時に、その読み方を覚えた、阪神電車“青木(オオギ)駅”は、2通りの写真が見つかり、古いほうには「OHGI」と、書いてあったりする。

 青梅税務署と青梅生活者ネットワークは、サイトのアドレスの中でこそ「oume」だけれど、ホームページの中にある、それぞれの英語名の中での市名は、市の決めた表記に、従っている。

 青梅天使園oume-tensien.or.jp」には「ÕME」が、見つかる。

 サッカーW杯のコートジボワール代表・カルー選手が、所属していたチーム名は、大会の公式サイトで“ASオウメ”と翻字されているけど、同じ内容のフランス語ページでは「Ou」だから、こっちのほうこそ“”と、判断されるべきではないのかな。

 ハングル版でも、そのような音を表しているみたいだし、中文の中では“”という漢字が、当てられているから、面白い。


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by sampu4 | 2006-07-04 18:03 | 地名のローマ字表記