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2006年 02月 24日
大町町

 プロ野球・オリックス球団が、ブレーブスだった頃、テレビを通して見た、佐藤投手のジャージには、あのG.G.選手の「SATO」とは違い、名前が「SATŌ」と、ヘボン式で、長音表記されていた。

 当時の写真は、見つからなかったけど、WWW検索したら、前身の阪急時代にも、同じローマ字名だったことが、分かった。

[Y.SATO(-)]

 その後、スポーツ番組の映像により、入団当初は「Y. SATŌ」と、記されていたことも、加えて、確認することができた。

 同僚だった、加藤選手も「KATŌ」だったようだが、両氏とも、指導者となった頃までに、OH長音表記の「SATOH」と「KATOH」などに変わってしまい、字上の符号は、見られなくなった。

 アマでは、都市対抗野球で、何年か前に「ŌHIRA」を目撃した。

 「OHHIRA」にすると“オッヒラ”と読めてしまうし、かといって「OHIRA」だと“オーイラ”か“オヒラ”にも、なってしまう。

 ここまで追い込まれて、やっと長音符が、起用されるみたいだ。

[OHHARA]

 しかしながら、東京ヤクルト球団の大原選手は、本拠地用と敵地用、いずれのジャージにも「OHHARA」と、書いている。

 プロ球界への“Ō”復活の機会を、逸してしまっている。

 新聞業界において、心外なのは、デイリー・ヨミウリが、WWWサイトの天気ページに、地方名として“東北”を「Tohhoku」と、つづっていることで、どういう心理からか「Kanto」や「Tokai」としているのに、ここに限っては、無理に“H”を重ねている。

 他にも、駅を題材にしたコラムでは、以前のエントリに出てきた“遠野”が、駅名は「Tōno」なのに、その読み仮名に影響されたのだろうか、他は“道後”温泉駅「DOGO」や“養老”駅「YORO」などと、しているにもかかわらず、こちらは“O”が重なってしまい「TOONO」と、書かれてしまっている。

 あの“当麻町と南島町”の比較から感じられるのと、似た気持ちの働きからか、同じ寄稿者による“門司港”駅は、引き音が語尾であるためか「MOJIKO」と、表記されている。

 などなど、調べている中、思わぬ発見だったのは、遠野高校が、WWW各ページに、校名を「Tōno」と、表示させていることだ。

 地方公共団体では、恐らく唯一、佐賀県大町町が「Ōmachi」と、字上符付きのローマ字で、名乗っているのを探し当てた。

 欲を言うと、英語のページがないことだし、読み方を“マチ”なのか“チョー”か、明確にするためにも「Ōmachi-Town」の代わりに、私の理想とする「ŌMACHI-Chō」であれば、文句なしだ。

 だけど、同町商工会には、行き届いておらず、それでも、あの「OHI」よりは、心理的に「OHMACHI」とさせる、作用が弱いのか、サイトのアドレスともども、同会の名前は「OMACHI」だ。

 ところが、よく見ると、同会のeメールアドレス内には、担当者が違ったのだろうか、町名が「oomachi」と、つづられている。

 おやおや、その前は「oomati-s@」だったようだ。

[OMACHI-Cho]

 あきれて、同名の長野県大町市を確認してみると、同市のサイトには「Omachi」しか見当たらないし、商工会議所の英語名の中でも、同じ市名であることが、わかった。

 市立第一中学校北小学校にも、同表記が認められるが、県立の大町高校北高校には「ohmachi」しか、見つからない。

[TOHOKU-Cho]

 過去にも“箕面市”や“日進市”などに、似たような事例があった。

 あっ、そういえば、青森県に東北町が、あるのを忘れるところだった。

 ホームページに「Tohoku」と書いてありながら、広報“とうほく”の表紙には「Touhoku」と、印刷されてしまっている。


[大町町役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2006-02-24 05:36 | 地名のローマ字表記
2006年 02月 14日
新・紀宝町

 合併とともに、WWWアドレスのドメイン名を非ヘボン式から、ヘボン式に、つづり直した自治体が、三重県にあったりする。

 隣村と、対等合併する直前までは「town.kihou.mie.jp」だったものが、まさか、今月1日に誕生した、埼玉県ときがわ町などのような、ひらがな表記にしたくはないけれど、村側が紀宝町に、吸収される印象を低減するがために、ということではなかろうが、ローマ字での町名が「town.kiho.mie.jp」に、改められているのを見つけた。

 合併期日の1ヶ月と少し前に、改名したようだ。

 新旧2つのドメイン情報と、新町の事務所が置かれた、つまり、町役場の本庁舎となった、旧・鵜殿村役場の「vill.udono.mie.jp」とを照らし合わせてみると、町のWWWサイト管理も、たぶん、旧村側の任せていた業者に、変更されたのではないか、と考えられる。

 庁舎の移転に伴う、ごく自然とも言える、この成り行きが、ローマ字名の再考に、つながったのではないかと、想察してみる。

 そして、旧・紀宝町のサイトは「www.town.kiho.mie.jp/kihou」へ、移設されていて、新旧の名称を区別している。

[KIHO-Cho]

 と、ここまでは、順調なのだが、おや、どういうことなのだろう、新町のホームページなどに使われている、背景画像に気付いてみると、旧町のそれを引き継いだ、わけでもないはずなのに、新町名が「KIHOU TOWN」と、書かれてしまっている。

 また、募集された、町章の採用作品を見ると、応募者が付け加えたものとは思えないが、それには「Kihou」と、添えられている。

 締め切りと決定発表の間に、ドメインが改称されていたことだし、記載の必要性はともかく、長音符号を用い「KIHŌ-Chō」としておけば、アドレス内の表記と整合するのに、残念なことだ。

 いぶかりついでに、探って行くと、旧町のサイトにある、同町のガイドマップには、当時のドメイン名に反して「KIHO TOWN」と、印刷されていることも、明らかになってしまった。

 さらに、その前のサイトアドレスが「/mie/kiho」であり、当初は、ヘボン式の“文字列”だったことまで、判明してしまう。

 こうなると、ヘボン式ではない町名表記の実績がなければ、認められないはずの「town.kihou」を登録する際に必要だった、そのことを証明したであろう“発行物”を読んでみたくなる。(嗤)

 それから約2年後に、旧町の取得した「town.kiho.lg.jp」が、同じ規則によるものなのに、異なっているのは、どうしてなのだろう。


[紀宝町役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2006-02-14 08:04 | 地名のローマ字表記
2006年 02月 04日
大江町と旧・大江町

 商工会ともども、ホームページで、町名を「OIGAWA」と表記している、静岡県大井川町は、どういうわけか、ころころと、WWWサイトのアドレスを変更しているけど、現在は「town.oigawa.lg.jp」というドメイン名を使用していて、その登録者情報を調べると、英語での役場名でも違わない、つづりであることが、確認できる。

[OIGAWA-Cho]

 さかのぼって、まだ有効な「oigawa-t.jp」→「town.oigawa.shizuoka.jp」と、ここまでは、ヘボン式で持ちこたえているのだが、その前の開設時には、前回のエントリでの“オーイ町”にも見られた、OH長音表記の「OHIGAWA」だった。

 4つある町立学校も、そろって、町役場と同じ業者に、サイトの管理を任せているようだが、中学校西の各小学校、それぞれのドメイン名には、やはりと言おうか、校名部分に「ooigawa」が含まれているのに、登録している学校の英語での名称は、いずれも「Oigawa」であることが、情報検索の結果、判明してしまう。

 県立大井川高校のアドレス「www.shizuoka-c.ed.jp/ooigawa-h」にも、こちらは、県の教育センターが決めたのだろうか、偶然とは思うが、同じように、役場の表記に逆らって“O”を重ねている。

[OE-Machi]

 似通った立場の山形県大江町は、2つのドメイン名「town.oe.yamagata.jptown.oe.lg.jp」を「OE」という名前で、登録しているのに、サイト内に「OOE」が見つかるし、古いアドレスは「/~ooemachi」だったし、同町商工会も「/ooe/」である。

[OE-Cho]

 先月、消滅した京都府大江町は、アドレスこそ「oe-kyoto.jp」だが、そのサイトの著作権者が、各ページに「town-ooe」と明記されていたし、旧アドレスは「/~id-ooe」だったし、過去のエントリに出てきた、東庄町土庄町のように、LGドメイン名を「town.ooe.lg.jp」で登録し、重複を回避できていたようだ。

 こちらの町商工会にも、重ねた「/~ooeskk」が、確認できる。

 救いは、旧・町立大江中学校/~id-ooe/ooetyu.htm」および、府立大江高校/ooe-hs/」が、いずれも、与えられたアドレスに背いて、ホームページで、英語名を「OE」としていることか

[駅名標“大江高校前 ÔEKÔKÔMAE”]

 近くの大自治体“大阪”が「OSAKA」であることとの比較や、たぶん「OHI」の場合よりも「OHE」と、つづろうとする際に、強めに生じてしまうのであろう、心理的な抵抗が、長音符を省略した、ヘボン式の選択を促したのではなかろうかと、考えてもみる。

 ちなみに、北近畿タンゴ鉄道駅名標には、JR各社などとは異なり、曲折音符“^”で長音を表し「ÔEKÔKÔMAE」と表示されているけど、そして“大江”駅も「ÔE」なのだけれども、路線が違うせいか“丹後大宮”は、重ねて「TANGOOOMIYA」のようだ。(嗤)


[大江町役場の周辺地図] [旧・大江町役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2006-02-04 06:34 | 地名のローマ字表記