2009年 05月 24日
境町と坂井市と堺市

 先月実施された、小学校の全国学力テストで、国語の中に、例題として「inu」があり、書き取りには「kusuri」と「tabemono」が出ていて、読むほうの問いは「happa」だったりしている。

 差し障りのないように努めているようだけど、もしkusri」や、万が一でもなさそうな「ksuly」など、と解答した児童がいたならば、ほめてやりたいところだ。(嗤)

 前回の続きで、三重県の神戸高校は「Kambe」なのに、小学生の教わる書き方では「Kanbe」だろうし、最近では「Kannbe」と記してしまう人が、増えているみたいだから、のばす音もそうだろうけど、はねる音を含む出題は、無理なのかもしれない

 さておき、あの“サカイ”も「SAKAI」で、支障を来さなそうなのだが、少しばかり気になることが、なくはなかったりする。

[坂井市・堺市・境町]

 普通名詞としての“境”は、共通アクセントで「sai」、名字なら“佐加井”や“酒居”などと同じに、大方が「kai」だろう。

 接尾語を加え“境氏”であっても、頭高の「kai-shi」のまま、他の“さかい氏”と、変わらないはずだ。

 しかし“境市”や“左海市”の場合は、福井県“坂井市”が「Sakaì-shi」で、ほぼ一致が見込めるのに対し、過半を占めるかまでは断言できないものの、無視できない数の人々が「Sai-shi」だったり、するのではなかろうか。

 たぶん、茨城県“境町”も「Sai-machi」と「Sakaì-machi」とに、大別できてしまうのだろう。

 ひょっとして、前者のみが、名古屋弁あたりで“サキャー”と発音される、可能性があったりなんかして

 ロシア文字だと“香椎”は「Касий」で“樫井”は「Касии」、あの“仮名”は「Камэй」で“亀井”は「Камэи」、そして今回は「Сакай」と「Сакаи」という風に、区別できそうだし、ローマ字だったら、後者を「Sakaï」とすることで、分別が可能ではあろうけど、長音符号よりも一般的ではないから、多数の共感を呼べそうにはない。(哭)

[Sakai City Main Building: Minamikawaramachi 3-1; Sakai-ku, Sakai; 590-0078 Japan]

 一応ついでに、あの“堺市堺区”に市役所を置く、堺市も訪ねてみると、政令指定都市らしからぬWWWサイトのドメイン名が、京阪神に次ぎ、今年度から「city.sakai.lg.jp」に、変わっている。

[Gobyoyama Tumulus: Mozuhommachi 1-cho; Kita-ku, Sakai; 591-8036 Japan]

 でも、東区役所のアドレスは「/higasi/」、西区役所は「/nisi/」で、お変わりないらしい。

 ところがどっこい、今更ながら、気付いたのだが、昇格した節になのか、市内の町名が定められたりしていて、分かち過ぎっぽい“北半町東”が「Kitahan-cho Higashi」、また、そこにハイフン入れてしまっちゃうのかよ、的な“築港浜寺西町”が「Chikkohamaderanishi-machi」、などだったりする。

 よって、中核市の時「3-1Minami Kawaramachi,SakaiOsaka,だった市庁舎の住所が「3-1, Minamikawara-machi, Sakai-ku, Sakai City」に、改められていたりするけれども、最大の注目点は、はつ音だ。

 あの“千代田区”より、徹底されて「Sambo」、「Shimbori」、「Shimmei」、「Shimpodori」、「Shimpukuji」、「Ryujimbashi」なのである。(悦)

 しかしながら、ありがちなShin-machi」と「Chikkoshin-machi」、それに「Mozuhon-machi」だったりしてもいる。


[境町役場の周辺地図] [坂井市役所の周辺地図]

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by sampu4 | 2009-05-24 07:05 | 地名のローマ字表記

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