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2008年 01月 14日
山北町(新潟)

 おもちゃの“たまごっち”が、日本では英語風の「TAMAGOtCH」、そして、ではヘボン式に「TAMAGOtCHi」ということには気付いていたけれど、モンチッチベビチッチが、各々「MonchHichi」や「BebichHichi」であろうとは、思いもしなかった。

 地元ラジオ局のFMわっしょいが「Wassyoi」なのはいいとしても、平日朝一番の番組“オッハーわっしょい”が、まさかの「O:HAH」であることを受け入れられる人は、少ないのではなかろうか。

 これは「OHHA:」の“ジャイケル・マクソン”現象、である疑いが強い。

 それが訓令式つづりであることを認めて群馬県は、自らを「GUNMA」と称しているらしい、と思ったら、東京都は、首都圏の地図に「GUMMA」と記していたりする。

 番組内で「KAWORI」と表示されている、あの“メガスポ!”司会の眞鍋かをりが、そのWWWページ内では「KAORI」なのかと思えば、彼女自身のブログは、アドレスが「//manabekawori.」だったりしている。

 明治学院大学図書館のデジタル『和英語林集成(ヘボン辞書)』によれば、妥当なところで“ヲトコ”が「OTOKO」で“ヲンナ”が「ONNA」であるにもかかわらず、なぜか“ヲ音”に対応する表記が「wo」であったりしている。

 ヘボン博士の修正し忘れと、漢字かな変換ローマ字キー入力などが相まって、出された結果なのだと思われる。(哭)

 それでも、さすがに、あの“散歩”は「SAMPO」である。(嗤)

[SAMPOKU-Machi]

 そのようなことなど、お構いなしに、今年度いっぱいで消滅する、新潟県山北町は、同町商工会とともに、案の定Sanpoku」なのである。

 私の提案する、ローマ字名SAMPOKU-Machi」と英語名Sampoku Town」に近い、使い分けをしていた、惜しい地方公共団体だった。

 なお、市町村標識と、国勢調査など、統計表の上では、あの“安八町”と同じような、処理がなされている


[新潟・山北町役場の周辺地図]

by sampu4 | 2008-01-14 07:48 | 地名のローマ字表記

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