2005年 12月 04日
日進市

 久しぶりに、愛知県日進市WWWサイトを訪ねたら、数年前に調べた時と変わりなく、ローマ字名が「NISSIN」のままだ。

 当時すでに、サイト・アドレス内の市名は、そのドメイン名を取得する際の規則に従って、ヘボン式の「NISSHIN」だったから、いずれは、それにならうものと、予測していたのだけれど、どうして、相変わらず、非ヘボン式に、つづっている。

[NISSHIN-Shi]

 というか、ほとんど、模様替えされておらず、ローマ字のロゴも同じ画像が、使い続けられているように、感じられる。

 このサイトの何ページかに目を通してみたら、あまり意識されていないのか、両方の表記が混在している。

 英語版の目次では、画像の“ニッシン”は、非ヘボン式なのに、その画像が見られない環境で読むときに、表示するための代替文字のほうは、ヘボン式にしているところがあるし、そこから、次のページに進むと、今度は逆になっていたりする。

 やはり、同一ページ内に、2つが、共存している場合も、ある。

[道路・市町村標識「Isshiki」]

 以前のエントリに出てきた、山陽小野田市とは違い、文字自体の表記に、ゆれが見られる。

 しかし、英語ページ内を検索すると、画像や、その代わりではない、純粋な文字による、つづり方は「NISSIN」で、貫かれていて、そのうえ「Nissin-shi」といった具合に、同じ“シ”が、書き分けられてもいる。

 さらに、市章の説明文には“日進の"進"”を「"shin" in Nissin」というふうに、英訳してあり、否応なく、目を引かれてしまった。

 どうやら、促音を含む名前であるため“S”が、重なる必要が発生したことに、あおりを食らってしまったらしい。

 つまり、単なる“SI”だと、摩擦が足りずに“H”の助けを借りなければならないが、ダブって“SSI”になったことで、十分に擦れているという満足感を覚え、補助は不要だと、見立てたのだろう。

 例えば“miSSIon”や“seSSIon”といった、英単語の発音記号“∫”が、頭をよぎった可能性も、否定はできない。

 にも「Nissin Shiyakusho」や「 Machiokoshi」などの記述があり、ヘボン式ではない“シ”は、市名にしか、見つからない。

 気付けば、WWWアドレスも「nisshin.aichi.jp/frames/nissin」だし、ドメイン情報「city.nisshin.aichi.jp」を調べても、思ったとおり、英称が「Nissin City Office」で、登録してある。

[道路・案内標識「Nissin」]

 それどころか、この表記は、同市商工会や、驚いたことに、つづり方の決まりに背いてまで、道路の市町村標識にまで、及んでいる。

 同県一色町の標識が「Isshiki」であるのに対して、恐らく、市から、要請があったのだろう、ヘボン式ではない。

 愛知推進協議会においても、同様の関与が、感じ取れる。

 しかしながら、名鉄・豊田線の日進駅を写真検索すると、駅名標が、ヘボン式だし、箕面市の場合と違わず、県の教育機関が定めたと思われる、日進高校西高、それに市立小中学校のアドレスの中では、一様に「nisshin」と、つづられている。

 また、日進市の新しいドメイン名「city.nisshin.lg.jp」の登録情報を調べると、あの山陽小野田市と、似た気持ちが働いてしまったのか「NISSHIN CITY」と、あれあれ、こすれ過ぎている。(嗤)

 おやおや、英語の「NISSIN NEWS」を発行している、役所の英語名が「Nisshin City Hall」と、記されているではないか。


[日進市役所の周辺地図]

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by sampu4 | 2005-12-04 07:30 | 地名のローマ字表記

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