2005年 10月 14日
観音寺市と新温泉町

 一昨昨日、香川県に新・観音寺(かんおんじ)市が、発足した。

 それより10日前の今月1日、山口市が生まれ変わったのと同じ日には、兵庫県に新温泉(しんおんせん)町が、誕生している。

[SHINONSEN-Cho]

 これら2つの新しい自治体には、私なりに理解しているヘボン式ローマ字で、市町名を表記すると“アポストロフィが必要になる”という、共通点がある。

 それぞれ「SHIN'ONSEN」「KAN'ONJI」といった具合に、だ。

[KANONJI-Shi]

 だけれども、実際の“新温泉町”は、同町の公式サイトを見ると「SHINONSENCHO」というふうに、書かれている。

 旧・温泉町のサイトには、WWWアドレスのドメイン名が「onsencho.com」でありながら、ハイフンを使った「Onsen-cho」や「Onsen-Town-Office」という表記があるので、どうなるのかと思っていたら、連字符が放棄されてしまった。

[Ten-ei]

 一方“観音寺市”には、英文の中で「Kan-onji City」と「Kanonji-city」が、確認できる。

 せっかくの“カノンジ”を避けるためのハイフンが、違和感によるのか「Kan-onji-city」を避けたい気持ちに、消されてしまうという、貴重な事例だろう。(嗤)

[TENEI-Mura]

 このように、なかなか「SHIN'ONSEN-Chō」や「KAN'ONJI-Shi」のように、符号を利用するという考えが、思い浮かばないようだ。

[NANYO-Shi]

 先日も福岡県新吉富村が消滅し、大合併を生き抜いた、アポストロフィを必要とする自治体は、観音寺市の他に、山形県南陽市と福島県天栄村、くらいしかない。

 私の提案は、一般的ではないのだろうか、そのどちらにも、やはり「NAN'YŌ-Shi」や「TEN'EI-Mura」は、見当たらない。

 「Ten-ei」という、案内標識の写真は発見できても、音を切り離すために、分音符として、アポストロフィを用いた表記は、ない。

[MAN'EI]

 キーボードで“[T][E][N]['][E][I]”と、ローマ字入力し、漢字変換してみてほしい。(哭)

 プロ野球・横浜球団には、背中に「MANEI」と記している選手がいて、思わず“マネイ”と読んでしまいそうなところだけれど、彼の名前は“万永(マンエイ)”である。

 その昔、セ・リーグに「O'MALLEY」という助っ人がいたのだから「MAN'EI」で、好さそうなものなのに、そうはなっていないところをみると、事例が希少なこともあり、一般的ではないのだろう。


[観音寺市役所の周辺地図] [新温泉町役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2005-10-14 07:28 | 地名のローマ字表記

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