2005年 07月 14日
ここにだけハイフン

 山陽小野田市のドメイン名をJPドメイン名の登録情報検索サービスで調べてみると、同市の英語での組織名が「SANYO-ONODA CITY」で登録されている、という結果が得られる。

 この名前は、前回のエントリに出てきた、同市の英語ページ上に見られる「Sanyo Onoda City」とも「City of Sanyoonoda」や「SanyoOnoda City」とも、異なる表記になっている。

 ひょっとすると、登録申請したときの担当者が“ドメイン名の中の市の名称”と“申請者としての市の名称”が違ってしまうことを嫌って、ハイフンを挿入するに至ったのかもしれない。

 この新市は極端な例だろうが、このような表記の定まらない市区町村を根絶し、地方公共団体名のローマ字表記くらいは統一するために、以下のような規則を徹底してみては、どうだろう。

  • 正式なローマ字名:SAN'YŌONODA-Shi
  • 正式名に伴う英語名:Sanyoonoda City
  • WWWアドレス:city.sanyoonoda.

 日本語で「SAN'YŌONODA-Shi」や「SUŌŌSHIMA-Chō」のように、空白を入れず、符号のあるままで表記し、自治体名に“市・区・町・村”を含めるためだけに、つなぎの役割としてのみ、それらとの間に限り、ハイフンを使用する。

[SANYOONODA-Shi] オンラインで閲覧する環境によっては「Ō」や「Ū」など、字上符の付いた文字が伝わらないので、各自治体の公式ウェブサイトの少なくとも最初のページには、ヘボン式ローマ字での名称を画像で表示させ、この表記が“正式名”であることを認識できるようにしておく。

[SUOOSHIMA-Cho] 英語で著作権を表明する場合や、欧文で書かれたページなどに使用する“英語名”は「Sanyoonoda City」や「Suooshima Town」のように、英語では一般的でない、または、通常の用い方ではないであろう符号をローマ字名から省いて表記し、これをWWWアドレスのドメイン名に採用する。

 多くの地方公共団体が利用している、地域型JPドメイン名LGドメイン名には、同じ英語名の市区町村があるときは、それらの自治体が所属する県や郡の名前と、例えば「city.ibaraki-kashima.lg.jp」のように、ハイフンで結ぶという決まりがあるようだ。

 よもやの「city.yamaguchi-san-yo-onoda.lg.jp」を避けるためにも、前々回のエントリで述べた理由に加え、こういった意味でも、ドメイン名の中の自治体名には、ハイフンは不要だと思う。


[山陽小野田市役所の周辺地図] [周防大島町役場の周辺地図]

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by sampu4 | 2005-07-14 06:41 | 地名のローマ字表記

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